呉服屋の息子が仏教講師に!前向きマインドを🎁

どんな人にも前向きマインドをセットしてもらえるブログにします

呉服屋の息子がなぜ仏教講師に 2

小学生の頃から、夢が見つからずに、

悩んでいた私ですが、

世話焼きな両親の血を受け継いでいた為か、

人の為に何かをしたいという気持ちは強く持っていました。

 

クラスの人で、なかなか周りと馴染めない人がいたり、

浮いている人がいると、

そういう友達が気になって声をかけたりしていました。

 

そういう事をしていた為に、

誰とでも基本的には仲良かったです。

 

誰とでも仲が良いのは、聞こえがいいですが、

広く浅い付き合いだった為、

少人数のグループで班を作るときは、

漏れてしまう事がしばしばでした。

 

周りの人が笑顔になれば、

少々仕方がないかなと、

自分に言い聞かせていました。

 

そんなある時に、

ある友人から「お前のやっていることって偽善だよね」

と言われ、衝撃を受けました。

 

冗談の様に言われた言葉ですが、

的を射た言葉だったからです。

 

よくよく自分の心を振り返ると、

周りの人の為にやっているつもりでも、

「これをすれば、みんなからの評価があがるだろう」

「あの人から気に入ってもらえるだろう」

と思える事はやりました。

 

しかし、

「苦労の割には、あまりみんなからの評価は期待できないな」

「あの人からあまり認めてもらえないな」

と感じるものは、やらなかったからです。

 

そんな損得勘定で動いている自分の心の醜さに驚き、

小学校高学年のときは、一時、友達との距離をおいたこともありました。

 

人の為になることをやりたい、

そんな事も、本心は、自分の為ではないか、と

感じて、ますます夢がわからなくなっていきました。