なぜ仏教の講師になったのか 1
なぜ仏教の講師になったのかを、
今回から書きたいと思います。
小さいな頃から、
自分の人生をかけても、
後悔のないことは何か、
これをずっと探していました。
中学、高校と見つからなかった為、
大学時代に答えを見つけたいと思い、
大学入学前から、
答えを求めて色々と調べていました。
自分の視野が狭いから、
この答えがわからないのだと思い、
大学時代には色々な人と交流していく中で、
答えを見つけようと思っていました。
海外留学も検討していました。
また、サークルも、
他大学の人とも交流できるものを、
探していました。
そうしていく中で、
仏教を学ぶ機会がありました。
仏教と言えば、宗教。
宗教というと、
危ないものであり、心の支えとして、
盲目に依存する要素の強いものだという
イメージを持っていました。
仏教を聞いて、
驚いたことは、
人の心を深く教えられている事、
また、論理的な教えである事
の2つでした。
仏教国と言われていながら、
こんなにも仏教を誤解していたのだという事に、
びっくりしました。
案外、外国人の方が、
仏教を知っていました。
たとえば、
仏という言葉や、
天上天下唯我独尊という言葉です。
一般的には仏=死人と使われていたり、
天上天下唯我独尊は、この世で最も偉いのは、
私だと言っている言葉と思われています。
しかし、本来の意味は全く違います。
そんな誤解された仏教を、
学ぶようになり、
仏教で教えられていることは、
神秘的なもの、奇跡ではなく、
世の中や人間の本質であることがわかりました。
色々と学ぶ中で、
情報のあふれた時代で、
それでもなお力を持つものは、
本質であることを感じます。
そのため、
世の本質を学んでいこうと、
仏教を学び続けることにしました。