呉服屋の息子が仏教講師に!前向きマインドを🎁

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なぜ仏教の講師になったのか 5

今までなぜ仏教を学ぶようになったのかを、

書いてきましたが、続けて、仏教の講師になろうと

思ったことを書いていきます。

 

親の遺伝からか、世話好きであったことは、

以前にも書きました。

 

中学、高校では色々な人の悩み相談にも

乗っていました。

 

一緒に悩んで、解決して、

笑顔になってもらえることが嬉しくて、

進んで人の悩みは聞いていました。

 

大学に入り、仏教を聞くようになってからも、

仲良くなった人の悩みはよく聞いていました。

 

しかし、あることに気がついてしまいました。

 

それは、どれだけ悩みを聞いて、

一緒に解決しても、

また別の悩みがやってくるという事でした。

 

当たり前のことではありますが、

この事実に気がついた時は、

大変な脱力感がありました。

 

悩みを解決して、

少しでも明るく楽しく生きてもらいたい

と思っていましたので、

また別の悩みがやってくるならば、

麻酔でごまかしているようなものではないかと、

思いました。

 

もちろん、少しでも悩みを減らせることは、

素晴らしいことと思います。

どうでもいいとは思わないのですが、

なんて無力なのかと、

思い知らされました。

 

なぜ幸せ求めても、幸せになれないのか、

苦しみを嫌っているのに、辛い事、嫌な事はなくならないのか、

これらのことを仏教では深く教えられていることを知りました。

 

私自身が仏教を学んでみて、

夢を持つこともでき、変わることができたこと。

その経験と、仏教の教えを伝えることで、

より人のためになるようなことができると思い、

仏教講師になることに決めて、

大学卒業後、そのままこの道に進みました。